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○第七話「恐怖は最大のチャンスと知れ!前編」

どうもー。
スパイだったGを気絶させて一安心した所で
上の階にさっさと戻りたい所存です。

うう、はやく戻らないと青年の危険が危ないっ!





いくら青年が強いとはいえ、相手の数と能力次第では‥‥
嫌な予感しかしません。

私はとりあえず、上の階に戻る為に走る事にしました。

え?廊下は走っちゃいけません?
そうですね。でも仲間の危機なので許していただければと思います。


‥‥‥‥その頃‥‥‥‥


「見落としがこんな所にあったなんて‥‥!」

周りの味方を全員倒され、自分一人だけが残る。

寝返った(?)人数を入れて、敵の総数は‥‥
気配で感じ取れるだけでも10は越えているだろうか?

前方に見えている相手は全員見知った顔だ。
勿論、能力も知っている。

中には、僕が2つ目の能力開花を手伝った人もいた。
‥‥なんとなく、寂しい限りだ。

僕は、本当に判っていなかったのだろうか?

本当はどこかで判っていて、違うと信じたいがあまりに‥‥

いや‥‥今更そんなことを考えても仕方が無い。

僕はレーザーガンと、エナジーソードを手にとる。

当てるのは嫌いだ。でも‥‥
彼らは、仲間を平気で‥‥

「容赦は‥‥必要ありませんね?」

「手加減なっしでヨロピク~?」

寝返った中には、あのV男も居る。
彼以外は、全員B以下のSCだけど‥‥

一気に片付けないと、危ない。

‥‥それだけ、相手には僕が不得意な能力が揃っていた。

僕と同じアドレナリン調整の他、エナジーフィールド、テレキネシス、感応
そして‥‥電撃。

「副社長さんも、大丈夫かな‥‥」

彼女が戦えないのは僕でも判っていた。

そして、落ちた先にはさっき戻ってこなかったGが待ち構えていたはず‥‥
心配だけど‥‥今はこの状況を何とかしなければ話が先に進まない。

調整を使って思い切り片側に突っ込めば後を取れるかな‥‥?

両者で両者の出方を見る。

僕も、彼(V男)のレーザーライフルに当れば蒸発だ。
考‥‥いや、読まなきゃ。

‥‥‥‥行ける!
僕は、全力で床を蹴った。


‥‥‥‥視点戻します‥‥‥‥


「はぁ‥‥はぁ‥‥」

い、息切れが‥‥orz

私は息切れを起こして、壁に手を付いて少し休んでいました。
そんな暇、ないというのに‥‥
でも、そうでもしないと、体が持ちそうになかったのです。

「く、そ‥‥」

今は何故か、サイコロの音が立て続けに聞こえていました。

なんとか体力を振り絞って、広い廊下を走る。
何処に階段があるかも判らない以上、全て手探りでなければならない。

その間、いくつかの部屋を覗いたけれど‥‥

「う、わ‥‥」

人体実験してます的な部屋しかありませんでした。
ひどい話です‥‥。

恐らく、生き残った捕らわれ人は一人も居ないのでしょう。
だから、私たちをハメた。

そう。何かを知っていて‥‥。
そして狙いは‥‥青年でしょう。

「侶佳‥‥私は‥‥キミを、死.なせない‥‥!」

その呟きと共に開いたドアは、上の階へと繋がる階段のドアでした。

「地下2階から地上7階まで伊達に数年走ってないっての!」

1階分の距離くらい、なんてことない。
この世界には、ホラ、何百階とか言うビルだってあるのですし‥‥(遠い目)

と、とにかく‥‥間に合いますように‥‥!!!




※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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